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「もうっ! アッキーは気付いてないんだってばぁ! オレわかるもんっ、中学の時は多分アッキーと同じ好きだったから。でも今は違う。だから余計に解る。そしてアッキーはそれを無かったことにしようとしてる、そんなんダメだ!」



振り返ったナオヤは真剣な眼差しでアキトを見る。

アキトの中でその眼差しに反発する何かがじわじわと胸を締め付けるのを感じながら、言葉を選ぶ。


しかし、先に口を開いたのはナオヤだった。





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