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私は私の中の激しく反応する部分と、何も聞こえなくなるようなその静けさに抗うように吐息にも似た声を漏らす以外、抵抗する術を持たなかった。
アキトの汗が胸元に落ちるのを感じながら、その思考よりも素直な躯が波打つように快楽を運んでは津波のように押し寄せる熱い鼓動は、囁くアキトの甘い言葉と対照的に、まるでアキトの打つバスドラのように規則的な重たいビートを刻む。
同じペースで上昇する体温だけが正確に、私とアキトを繋いでゆくような……
激しく騒ぐ燃える心音が絡まって、私とアキトを紡いでゆくような……