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「アッキーってさ、何気にオレのこともハルちゃんのこともちゃんといつも褒めてくれるんだよ。
オレ、アッキーの耳、絶対的に信用してるしさ。じゃなきゃ、あんなドラム叩けないしね。だから、あんまりオレ以外のボーカルやギター褒めて欲しくないんだよ。アッキーにとってはオレやハルちゃんの出す音が一番じゃなきゃ嫌なんだ。だから、あのバンドよく覚えてる。
てか、実際オレもスゲーって思っちゃったし」
「はぁ」
てか、相思相愛じゃねぇかオマエら。云わねぇけどさ。なんか、羨ましい……なんて思った自分が嫌だよ。