悪魔なお前のせぇで、俺は一生恋人が出来ないままだ!
「そう言うなよ。今日は妹さんの事を聞きに来たわけじゃないんだから」
小林は何時きいても気持ち悪い声だ。(小林は凄く良い奴)
いつもと違う今のしゃべり方は特に気持ち悪い。
「お前、もてるよな」
そして、気持ち悪い小林は、さらに気持ち悪いことを言い出した。(小林は良い奴)
「お前、本当にもてもてだな。羨ましい。お前の妹もそうだが、どうしてお前のまわりには可愛い子が多いんだ?」
首締めタコさんウインナーのせいで機嫌の悪い俺は、小林のととのった顔面を右手で引っ掴み、思いっきり左右にふってやった。
「カッコいいやつから出来損ないへの嫌味か、くそガキぃ!」