悪魔なお前のせぇで、俺は一生恋人が出来ないままだ!
不良達の戦い(俺目線)
俺は放課後、ラムに呼び出された。
今日は帰って見たいテレビがあったのだが、どうやらキャンセルするしかなさそうだ。
絶対来い!とか、来なきゃ殺す!とか、強引なメールがお昼前の授業から今まで72通も届いたためだ。
俺はため息をつく。
朝食、お弁当の中の首吊りタコさんウインナーが、何かこれから起こる不吉な事を予兆しているようでならなかったためだ。
「ラムのやつ、いったい何企んでんだ?」
俺は、あと何時間か残っている今日という日を慎重に生きると決めた。
そんなことを考えているまに、ラムと約束した場所へついてしまった俺。