悪魔なお前のせぇで、俺は一生恋人が出来ないままだ!
しばらくして、俺のベッドのまわりをおおっていたカーテンがシャーっと開いた。
「ゆ、ゆいちゃん!?」
俺は驚いた。
そこに居たのはラムの友達のゆいちゃん。
「ゆいちゃん、どうしてここへ?」
「あ、あの、先輩!先ほどはありがとうございました!」
「え?さ、先ほど?」
「不良さんたちから助けていただいて!」
「あぁ!あれか!あれはラムが」「いいえ!七瀬先輩のおかげです!ありがとうございました!!」
「え、そ、そうか?照れるねぇ(照)」
「そ、それで、せせせ、先輩に渡したいものが!!」
「え、俺に?」
「は、はい!助けてもらったお礼というわけではないんですが、え、ええ、映画のチケットが、ああ、あったので!」