悪魔なお前のせぇで、俺は一生恋人が出来ないままだ!
買い物に出かけていないお兄ちゃんの部屋のドアを、ラムはおもいっきり蹴りとばしました。
まったく、お兄ちゃんのばか!
ラムはイライラしながら台所に行きます。
冷蔵庫をあけてマヨネーズを取出し、おもいっきりちゅぅちゅぅします。
ほどよい酸味が口のなかに広がり、ラムの心が静まっていきます。
「……はぁ」
大きなため息を一つ。
ラムはもうぐったりです。
「……はぁ、お昼ご飯作らなくちゃ」
ラムは疲れた体をゆっくりと動かし、お昼ご飯の準備にとりかかります。