last Wish〜最期の願い〜
この公園に来たら
必ずキスをする。
…もしかして拓、キスしたいの?
どうしよ…緊張してきた…
手に汗かいてそうだなぁ…
だけどこの手だけは
絶対離したくないよ。
絶対に離さない。
公園が見えてきた。
「あっと少し〜♪」
拓が子供みたいに、
楽しそうに言った。
拓の、その子供っぽいトコ、
可愛くて好き。
「着いたよあみ!」
相変わらず、公園には人が居なかった。
朝だからかもしれないけれど。
「あの木のトコ行こ」
私は、木を指差した。
なぜか私は、あの木を近くで見たくなった。
木に近づいていくにつれて
あのファーストキスが
鮮明に蘇る。
「思い出すよな…」
拓が小声で呟いた。
必ずキスをする。
…もしかして拓、キスしたいの?
どうしよ…緊張してきた…
手に汗かいてそうだなぁ…
だけどこの手だけは
絶対離したくないよ。
絶対に離さない。
公園が見えてきた。
「あっと少し〜♪」
拓が子供みたいに、
楽しそうに言った。
拓の、その子供っぽいトコ、
可愛くて好き。
「着いたよあみ!」
相変わらず、公園には人が居なかった。
朝だからかもしれないけれど。
「あの木のトコ行こ」
私は、木を指差した。
なぜか私は、あの木を近くで見たくなった。
木に近づいていくにつれて
あのファーストキスが
鮮明に蘇る。
「思い出すよな…」
拓が小声で呟いた。