奥手!?な彼氏

本当に人の話を聞かないな…

けど逆らえなくて

ついて行ってしまう私…

意志が弱いな

そんな事をブツブツ考えていると

あっという間にクレープ屋さんについていた

『何食べる?』

「苺アイス…」

咄嗟的に答えてしまった事に後悔した

大紀は店のお姉さんにクレープを二つ頼んでいた

私は仕方なく近くのベンチに座る

道行く女の子の視線は大紀に向けられていた

まっ

当たり前だよな

遊馬もかなり視線を集めるけど…

ぼーっとしていると、大紀が笑顔でクレープを二つ持って来た

私は苺アイスのクレープを受け取ると口に運んだ

< 12 / 13 >

この作品をシェア

pagetop