奥手!?な彼氏
本当に人の話を聞かないな…
けど逆らえなくて
ついて行ってしまう私…
意志が弱いな
そんな事をブツブツ考えていると
あっという間にクレープ屋さんについていた
『何食べる?』
「苺アイス…」
咄嗟的に答えてしまった事に後悔した
大紀は店のお姉さんにクレープを二つ頼んでいた
私は仕方なく近くのベンチに座る
道行く女の子の視線は大紀に向けられていた
まっ
当たり前だよな
遊馬もかなり視線を集めるけど…
ぼーっとしていると、大紀が笑顔でクレープを二つ持って来た
私は苺アイスのクレープを受け取ると口に運んだ