あたしのご近所さん。
「?…うん」

キョトンとしてあたしを見る。イメージと全然違うなあ。






ザァァア………


外から雨音が聞こえてきた。
やっぱり今日曇ってたから…降ってきちゃったんだね。

「あ…やっぱり雨降ってきちゃったね」


雨を見て、なぜか悠太を思い出した。

悠太、傘持っていったのかな?今日車じゃないはずだし。傘持っていってなかったら濡れるよね。


ってあたし彼女じゃないのに…

悠太にしたらうざいかも。


でも
やっぱり


うざいって言われてもいいから悠太を迎えに行こう。


「和希くんごめん。ちょっと友達傘持ってなくて、あたし迎えに行かなきゃ」

あたしはそう言うと傘を2つ買ってコンビニを飛び出した。

「…………友達?迎えに行くって…」
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