あたしのご近所さん。
気づいたときはベッドだった。

「あれ、あたし…寝てた?」


せっかく悠太としゃべれたのに!

なんで寝ちゃったのよー!!


「悠太…っ」



ベッドから出て足を床につけようとした。


なんか柔らかい……




よくよく下を見ると悠太も寝てる。



ええぇぇぇえ!?




「うーん…」

悠太はごろんと寝返りを打った。

起こしたほうがいいかな?でも気持ちよさそうに寝てるし。

あ、でも寒そうだな。





あたしはベッドの掛け布団を悠太にかけた。


寝ている顔は子供みたい。


「かわいい」



クスっと笑って、あたしはその部屋をあとにした。
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