あたしのご近所さん。
美雪ちんは作ってくれたのにも関わらず笑顔だ。

俺もついつられて笑う。


「よかった。今度はもっとおいしいの作るね。なに食べたい?」
「んー…ハンバーグとか?」



食べながらそんな話をしていた。俺はよほどお腹が減っていたのかガツガツと10分くらいで食べ終えた。


「ごちそうさまでした」


そう言うとすぐに横になった。美雪ちんはお皿をさげながら


「すぐ寝たら体によくないよ」


と笑った。




「あ、食器は洗うから置いといてな」


俺は台所に再び立っている美雪ちんに一声かけた。
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