あたしのご近所さん。
「ひっどぉ!親友がダイエットしてるって言うのに食べるの!?1人で!?」

知らないって、そんなの。必要しか言わなかったじゃんか。


「もお、うるさいな。知らないよ、そんなの」


あたしは無視して、歩いていく。


麻耶は諦めたようにあたしについてきた。

いつもいつも!子供みたいなんだから。




「みーゆきっ」




どこからかあたしを呼ぶ声が聞こえた。


「さくら!久しぶりじゃん」


さくらはあたしの高校時代の友達。

大学も一緒だったけど、なかなか会う時間がなかったから会えなかったのだ。

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