あたしのご近所さん。
さっき学校に行かないって言ってたから当たり前だけど。

どうしたのかなー


光輝は手招きするのであたしは光輝の隣の席についた。

「なんで麻耶学校来ないんだろね?」

光輝は少し怒って「知るか」と言った。

光輝は元々こんな口調だけど…麻耶となにかあったのかな。

「ふーん。ま、いいけど。和樹くんもいないし麻耶もいないし、今日は暇だなー」

あたしはぽつりと呟いた。遊ぶ相手がいない。寂しいし暇だし。今日は一人で帰るかなー…

「じゃあちょっと買い物付き合ってよ」


光輝があたしを買い物に誘うって…熱でもあるんじゃないの?

「いいけど…」
「じゃあ今日終わったら待ってるから」

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