あたしのご近所さん。
「あ」



光輝は本当に待っていた。言っていたのは本当だったんだ。


「本当に待ってたんだ」


ぼそりと告げる。光輝は「なんか言った?」と聞いたがあたしはそれを無視した。


「なに買いにいくの?」
「……えーっと…」



光輝は真っ赤になり、耳まで赤く染めた。なに!?この反応は!!初めて見た!
光輝はいつも口が悪くてそれでいて偉そうな俺様なイメージがある。

なのにこんな顔を赤く染めるなんて。超新鮮…!!

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