あたしのご近所さん。
「…あ!信号、青だよ」

あたしは恥ずかしくて目をそらした。

悠太も慌てて車を発進させた。

はー…
まだドキドキしてる。
ほっぺた…
まだ熱い。

悠太の目…
少し茶色かったな。

ってバカ!!


「パーティーの材料買っていこっか?」


そう言ってスーパーに車を入れた。


「そだね!うん!」


ヤバい。気まずい。
悠太のバカ。
心臓やばいし…


「みゃー」


ミュウはそんなあたしを笑うようにまた鳴いた。

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