あたしのご近所さん。
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「にゃあぁあ」


ミケの声が朝のアラーム代わり。
静かな朝に響く。


「んー…」


寝返りをうつとミケはひらりとかわして移動する。

今日はやけに静かだな。
今何時なんだろ?

寝ぼけながらも時計に手を伸ばし、時間を見る。

「7時かあ…」


この頃は布団が恋しい。ミケは寒いのか、いつもあたしの横にぴったりとくっついてる。


もそもそと布団の中で動きだす。

……やっぱり出たくないーっ!






「美雪ちーん」






いつもの悠太の優しくて明るい声が隣の隣から聞こえてきた。

今まで出るのにためらってたのに不思議。

悠太の声を聞くと寒くても布団から飛び出せるんだもん。
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