あたしのご近所さん。
「でもあたし…呑めないないんだよね」

と苦笑い。
お酒は呑めない。
体に合わないみたいなんだよね。

それを見ていた麻耶は


「実はあたしも」


あれ?麻耶…呑めなかったっけ。あたしの記憶では………まぁいいか。


「えー、じゃあ俺と和樹だけかよ?なぁ、和樹?」


「だなぁ。てかお前未成年じゃん」


和樹くんは少し大人ぶって偉そうに言う。
あたしと麻耶はその光景がおかしくて笑った。

「一歳しか変わらないじゃんか」

「うっせ!たかが一歳、されど一歳だよ」

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