日だまりの中で
「わかったよ じゃ紗季ちゃんのお世話は 拓海君に任せるよ」

所長は 穏やかな笑顔でそう答えた

拓海は 満面の笑みをうかべると うんと大きく頷いた

「じゃ 早速お兄ちゃんにお願いしようかな
拓海君の隣の空いてる部屋に 紗季ちゃんの荷物運んでおいてもらえるかな?
先生は 婦警さんとお話がまだ 終わってなかったからね」

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