日だまりの中で
「本当は ダメなんだけど俺の部屋に来るか?」

「うん」

拓海の背中から伝わる 拓海の体温を身体全体で感じながら そう答えた

本当に幸せな時間だった


「ここで ちょっと待ってて」

そう言うと 私を背中から降ろし拓海は 自分が住んでいる施設の中へ入った

5分程すると 拓海は迎えにきた
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