日だまりの中で
「見つからないように入るから 後をついてきて」

拓海は園の裏手の生け垣の間を通り抜け
部屋の裏窓から 私を部屋の中へ入れた

「この部屋 2人部屋なんだけど もう一人は今日から修学旅行でいないから ゆっくりしなよ」

「うん」

私はそう答えると 疲れからその場に しゃがみこんだ
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