日だまりの中で
拓海が出ていきしばらくすると 急にお手洗いに行きたくなった

幸いにも 部屋の向かい側が トイレだったから
見つからないように 気をつけてトイレに入ったつもりだった

トイレを済ませ部屋に戻ると布団の中に潜りこんだ

布団の中でもう少し眠ろうと思っていると 部屋のドアが開いた

私は息を潜め 布団の中で様子をうかがった

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