日だまりの中で
部屋の中に人が入って来る気配に 私は戸惑いを覚えていた

急に布団の上に重みが加わり 息苦しくなり布団から顔を出した

全く見た事もない男が 布団越しに私の上に乗っていた

男は右手で私の口を力いっぱい塞いだ

「やっぱり女かよ
拓海の野郎 こそこそしてると思ったら
まぁ いいや
俺にも 楽しましてくれよな」
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