日だまりの中で
声を出したくても 口を塞がれていて叫ぶ事も出来なかった

「暴れたり 騒いだりするなよ
今 気持ちよくしてやるからなぁ」

男はそう言いながら 布団の中に手を入れ 私の体を触ってきた
必死で体をよじり男の手から逃げようとしたがどうする事も出来なかった

私は塞がれた口を 大きくあけ 男の指を力の限り噛みついた
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