日だまりの中で
私が追って来ている事に気づいた拓海は 振り返り

「来るな!」

そう叫ぶと走り出した

私は必死に後を追って走った
でも体力が続かなかった

その場に倒れ込むと拓海を目で追った

拓海は私が倒れたのが 分かったかのように急に立ち止まり 振り替えると私に向かって走り出した
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