この気持ち届いてる?


『私、澤野美由!!

ここの2つ隣の部屋に入院してるの!!よろしくね!!』


うちは小さく頷いた。


『さっき看護婦さんに


私と同い年でさくらちゃんっていう子がいるって聞いて急いで来たの!!


さくらちゃんも中学2年生でしょ!?』


『うん!!美由ちゃんも??』


『そうだよ!!私たちぃぃ友達になれそうだね!!』


これが美由ちゃんとの出会い。


明るくてとてもかわいい子というのが美由ちゃんの第一印象だった。




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