空色パステル


奏斗と陽菜が寝ている子供部屋に行く。



「奏斗~陽菜~!!
おはよっ!朝だよ♪」



元気よく明るく言う。

そして、カーテンを開ける…



外から射し込む光が眩しかった。




「んん…おねえ?おはよう」

奏斗が起きてきた。



「ふえ~ん…ママーっ」

寝起きの悪い陽菜が泣きながら起きてくる。




「奏斗、陽菜♪おはよ☆
ご飯できてるよ~」


「お~!美味しそう☆
陽菜、美味しそうだよ♪」



奏斗が言うと、陽菜も納得して椅子に座る。



「あ、準備してくるからご飯2人で食べててね?」



「「はーい☆」」



すっかり機嫌を良くした奏斗と陽菜は喜んでご飯を食べる。


やっと安心して自分のことができる。


奏斗も大人になったな~、と実感する。





!!




何オヤジ臭いこと言ってん
だあたし…



まだ立派な中学1年生!!



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