つぐない
「校則違反!喧嘩はする
勉強はさぼる!!このままじゃ停学だぞ?」
ため息を漏らしながら、机に置いてある書類を
パラパラ捲りながら何かを確認している
「お前ら2人は、反省文を書いておけ!」
そして、2人は美衣をよけて
職員室を出て行った
「まったくあの2人は!」
椅子から立ち上がると、先生は作文用紙を準備している
「あの・・」
怒っている先生に恐々近づいた
「はあ・・・、高橋か・・」
そういって、ポケットの中から
たくさんキーホルダーが付いている
携帯を美衣に渡した。
「もう、もってくるんじゃないぞ!」
美衣は携帯を開いて、
何も触られていないかを確認して
軽く頭を下げて、職員室を出た。
「さおりいるかな?」
さおりは帰ってるかな??
待っててくれてるかな??
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