幼なじみが恋人
学校が終わって、あたし達はいつものようにあたしの家いた。
あたしは、キッチンで晩御飯の準備をしていて、
シュウは、ソファーに座り、背もたれに腕をおき、振り向いた姿勢であたしに話しかける。
「告白どうすんの?」
「立花君とね、付き合おうかなって思ってるよ。
シュウもモテるんだから、いい加減誰かと付き合ったら?」
あたしの問いには答えず、シュウは言う。
「どこがいいの?」
「うーん。優しいし、カッコいいし。何より好きだって言ってくれたからかな。」
「……んだよ。それ。」
「え?」
シュウはソファーから立ち上がると、あたしのソバにやってきた。
「え…何?」