幼なじみが恋人


シュウは、黙っていればカッコいいと思う


顔なんか整いすぎてて、睫毛も長い。


小さい頃は、よく女の子に間違えられて嫌がってたっけ。


近所の子に、からかわれて泣いているシュウを慰めていたのもあたしだった。


いつも、シュウは隠れて泣いてるから
あたしが見つけ出し元気づけてあげていたんだ。


あまりにも小さい頃から知りすぎていて
シュウにときめかない。


もし、高校に来て初めて出会ったなら、恋をしていたのかな?なんて、思う事もある。


< 9 / 83 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop