最低なキミの忘れ方
まさに恋愛氷河期。
2008年に破れた恋が忘れられず辛い思いが続く日々…
その凄惨たる出だしに、チカ自身はともかく、横から覗いたミナも溜め息をつかずにはいられなかった。

蒼白な顔で立ち尽くすチカを見て、思わずミナは吹き出した。
しかし、チカが今にも泣き出しそうで、ミナは「図星!つか、すげー良く当たってるじゃん…」と言いかけた言葉を慌てて吸い戻し「…出よう」と行った。

すると急にチカが「待って!アイツも12月なんだ…ついでだから調べたい」

チカは指を折りながら計算式のページから、未練タラタラの元カレの宿星を割り出した。

「おっ!わたしが最初に読んでたページだ!」
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