♥兄恋♥
「・・・。」
「どうぞ。汚いけど・・・。」
8畳ほどの部屋に案内された。
部屋に特にこれと言って特徴はなく、しいていうならマンガが多い。
それだけ。
あとは普通に机とかがあるだけ。
すぐに翔樹くんがお茶を持ってきてくれた。
もちろんのこと、運んできたお盆はお茶でびちゃびちゃ・・・
「お姉ちゃんはこのコップ!」
といって小さい子用の透明できらきらした液体がコップの内側に入ってる
かわいいなぁ・・・
遼はハイハイと言って、翔樹くんを追い出した。
改めるように咳ばらいして遼が口を開いた。
「乃愛。まず、料理教えて。」
「うん。」