♥兄恋♥


遼はあたしのクリームソーダをじーっと眺めてる。

「なに・・・?」

「たべたい・・・」

「もう口付けちゃったよ」

「翔樹よりましだろ?」

翔樹くんを見るとアイスはもう無くなっていて、『溶けちゃうといけないから』っておどけていた。

「ちょうだい。」

子供かっていうぐらいうるうる目をさせる
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