♥兄恋♥
初めての…
「お菓子やさん」
「お菓子やさん!?」
「何で俺はお菓子何だよ!」
「お兄ちゃんお菓子好きじゃん」
遼はなんだか不機嫌そうに、ため息をついた。
「お兄ちゃんはお外で待ってて!」
「何でだよさみーじゃん!」
「秘密なの。乃愛ちゃんと買ってくるから!」
「わかったよ・・・」
「乃愛ちゃんいこ!」
「うん。」
ガラス張りの店内から寒そうに手をこすって暖めている遼の姿が見えた。
「お兄ちゃんチョコと飴どっちが好きかな?」
「チョコだと思う。」
「乃愛ちゃん?」
「ん?」
「お兄ちゃんにプレゼント買わないの?」
「うーん」
「後で買いにいこ。」
「そうだね。」
「買ってくる」
翔樹くんは小さく駆けていくと、豚の貯金箱の底から500円出した。
赤い小さな袋をもらって、うれしそうに跳ねた。
お菓子やさんから出ると遼は鼻を真っ赤にして『さみーじゃんか!』って少し怒った。
「お菓子やさん!?」
「何で俺はお菓子何だよ!」
「お兄ちゃんお菓子好きじゃん」
遼はなんだか不機嫌そうに、ため息をついた。
「お兄ちゃんはお外で待ってて!」
「何でだよさみーじゃん!」
「秘密なの。乃愛ちゃんと買ってくるから!」
「わかったよ・・・」
「乃愛ちゃんいこ!」
「うん。」
ガラス張りの店内から寒そうに手をこすって暖めている遼の姿が見えた。
「お兄ちゃんチョコと飴どっちが好きかな?」
「チョコだと思う。」
「乃愛ちゃん?」
「ん?」
「お兄ちゃんにプレゼント買わないの?」
「うーん」
「後で買いにいこ。」
「そうだね。」
「買ってくる」
翔樹くんは小さく駆けていくと、豚の貯金箱の底から500円出した。
赤い小さな袋をもらって、うれしそうに跳ねた。
お菓子やさんから出ると遼は鼻を真っ赤にして『さみーじゃんか!』って少し怒った。