♥兄恋♥
「あたし、部屋に・・・」

「いや・・・明日ちょうだい。」

気のせいか、少しずつ遼の顔がちかづく。


ふと、何かが唇にさわった。

「?」

首を傾げていると目の前の遼が顔が真っ赤・・・?

そのまま遼はあたしの隣に座った。

そして何か全くわからなくて、遼と目をあわせる・・・

肩に遼の手がのって、そのまま天井が見えて、遼の顔がまた近づく。




遼がはっと気づく。

「ごめん。そんなつもりは・・・」






< 45 / 122 >

この作品をシェア

pagetop