♥兄恋♥

遼はそういってあたしを抱きしめようとした。

でもあたしは、体にあの感触が残ったままでどうしてもいやだった。


遼はあたしをお風呂場まで連れていくと、でていった。


お風呂に入ったあたしの体はたくさんの赤い斑点でいっぱいだった。


消えないと分かっていても、強く擦った。

あの時が目の前で起きてるようで怖かった。


こんな体は遼に見せられない…


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