傷etc。。。

私は怖くて
ただ立ち尽くし
「やめて」と泣き叫んでいた。

もう嫌だ
もう無理だよ
このままじゃいつか
いつか・・・

「お父さんに殺されるよ
もう家でてこうよ、もう・・・
うちこのままじゃ壊れるよ」

と叫んだ。

「学校はどうすんの?
家でてどこいくの?」

母が言った。

「初さんち行けばいいよ
事情話せば分かってくれるよ
ねぇお願いだから出てこうよ」

泣き叫ぶ私をみて
母が頷いた。

兄も母につられてか
頷いた。

そして2人は上に
荷物をまとめに行った。

私はリビングで父と
2人きりになった。
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