あたしの初彼☆王子様はお姫様??
「やっぱ…隠して付き合うなんて出来ねぇ…」
葉瑠夏君の小さくつぶやく、そのひと事が、
あたしをもっと不安にさせる。
「何を?何を隠してるの?何もないでしょ??葉瑠夏君は葉瑠夏君だもん」
「……言わなきゃいけない……俺……」
「……??」
葉瑠夏君はゆっくりと瞬きをし、目を開け、
歩く足を止めた。
そして、
「俺……俺さ……」
あたしに向かって、かすかに微笑むように、
あたしの大好きな優しい声で、
「…俺…男じゃないんだ……」
そんなの…信じたくないよ。
「……嘘っ?冗談ばっかり…」
「マジで言ってんの。俺は向陽の妹!女なんだよ……」
そんな…悲しそうな笑顔で言わないで……。
葉瑠夏君の小さくつぶやく、そのひと事が、
あたしをもっと不安にさせる。
「何を?何を隠してるの?何もないでしょ??葉瑠夏君は葉瑠夏君だもん」
「……言わなきゃいけない……俺……」
「……??」
葉瑠夏君はゆっくりと瞬きをし、目を開け、
歩く足を止めた。
そして、
「俺……俺さ……」
あたしに向かって、かすかに微笑むように、
あたしの大好きな優しい声で、
「…俺…男じゃないんだ……」
そんなの…信じたくないよ。
「……嘘っ?冗談ばっかり…」
「マジで言ってんの。俺は向陽の妹!女なんだよ……」
そんな…悲しそうな笑顔で言わないで……。