あたしの初彼☆王子様はお姫様??
「あたし、誰かを好きになるのも初めてで…葉瑠夏君のこと、本気で好き、大好き……今でも…好き…。でも…でも…葉瑠夏君が女の子だと知った以上、恋愛より、友情みたいな感情になっていくと思う…」
あたしと葉瑠夏君。
先のことはよく分からない。
けど、現実に向き合わなきゃ前には進めないから。
「なんで、桃歌ちゃんが好きになったのは葉瑠夏だったんだろうな…俺じゃなく、葉瑠夏をさ…」
向陽君がボソっと、独り言のようにつぶやく。
「……向陽君」
それはあたしにだって分からない。
だって、人を好きになるのに全部理由なんかあるのかな?
「あのさ…今、葉瑠夏と話したくない?」
「えっ??」
突然、向陽君からそう言われ、思わず慌ててしまうあたし。
「今さ、俺、家にいるんだけど、葉瑠夏が俺の部屋に来てさ…」
「葉瑠夏君がっ??」
「うん。桃歌ちゃんと話したいっってさ…今から電話代わるけど、いい?」
「えっ?ちょっ…待っ…」
まだ気持ちの整理もついてないのに…っ。
あたしと葉瑠夏君。
先のことはよく分からない。
けど、現実に向き合わなきゃ前には進めないから。
「なんで、桃歌ちゃんが好きになったのは葉瑠夏だったんだろうな…俺じゃなく、葉瑠夏をさ…」
向陽君がボソっと、独り言のようにつぶやく。
「……向陽君」
それはあたしにだって分からない。
だって、人を好きになるのに全部理由なんかあるのかな?
「あのさ…今、葉瑠夏と話したくない?」
「えっ??」
突然、向陽君からそう言われ、思わず慌ててしまうあたし。
「今さ、俺、家にいるんだけど、葉瑠夏が俺の部屋に来てさ…」
「葉瑠夏君がっ??」
「うん。桃歌ちゃんと話したいっってさ…今から電話代わるけど、いい?」
「えっ?ちょっ…待っ…」
まだ気持ちの整理もついてないのに…っ。