あたしの初彼☆王子様はお姫様??
「桃歌ちゃん、アイスティーでいい?」
「あ…うん。ありがとうっ」
「分かった!じゃあ持ってくるから待っててね。その間に葉瑠夏と自己紹介でもしてて
よ。すぐ戻るから」
リビングに入ると、向陽君はすぐ台所へと飲み物を取りに行ってしまった。
綺麗にモノトーンで統一されたリビング。
手入れの行き届いた家具。
あたしはそんな部屋の様子を見るわけでもなく、
気がつくと葉瑠夏君ばかり見てしまう。
パーカーにジーパンの葉瑠夏君。
向陽君によく似てはいるけど、なんだか持っている雰囲気は全然違う。
向陽君は優しくて明るい、明らかに優等生タイプ。
そしてこの葉瑠夏君は、もっとなんだか不思議なくらい人を寄せ付ける魅力を持っている感じ。
チラチラと葉瑠夏君を見るあたしに気づいたのか、
ソファーに座った葉瑠夏君があたしを手招きして呼ぶ。
「ここ、座りなよ。桃歌ちゃんの自己紹介聞かせて♪」
「あ…うん。ありがとうっ」
「分かった!じゃあ持ってくるから待っててね。その間に葉瑠夏と自己紹介でもしてて
よ。すぐ戻るから」
リビングに入ると、向陽君はすぐ台所へと飲み物を取りに行ってしまった。
綺麗にモノトーンで統一されたリビング。
手入れの行き届いた家具。
あたしはそんな部屋の様子を見るわけでもなく、
気がつくと葉瑠夏君ばかり見てしまう。
パーカーにジーパンの葉瑠夏君。
向陽君によく似てはいるけど、なんだか持っている雰囲気は全然違う。
向陽君は優しくて明るい、明らかに優等生タイプ。
そしてこの葉瑠夏君は、もっとなんだか不思議なくらい人を寄せ付ける魅力を持っている感じ。
チラチラと葉瑠夏君を見るあたしに気づいたのか、
ソファーに座った葉瑠夏君があたしを手招きして呼ぶ。
「ここ、座りなよ。桃歌ちゃんの自己紹介聞かせて♪」