あたしの初彼☆王子様はお姫様??
第3章***予感
「え~~♪家に行ったぁのぉ~~??マジ、マジ、マジで??」
香理奈があたしに顔を近づけながら、なんだか楽しそうに驚いてみせる。
「まぁ…うん」
「それで、それで??それで?」
いかにも興味深々の様子の香理奈。
それでもあたしの次の言葉を待ちきれないようで、
「やっぱ、いい感じだと思ったよぉ♪桃にもようやく恋が来たぁ~~♪♪」
なんて言いながらニコニコしている香理奈。
次の日の学校での休み時間。
トイレでメイクを直し終えた香理奈とあたし。
「家に行ったっていってもすぐ帰ったけどね」
「え~~っ。なんで??」
「……向陽君が弟とケンカっていうか……なんか気まずい感じになっちゃったから」
その弟の葉瑠夏君とのキスが頭をよぎる。
あれはなんだったのか…。
きっと、葉瑠夏君はあたしの反応を楽しんでただけ……なんだよね。
香理奈があたしに顔を近づけながら、なんだか楽しそうに驚いてみせる。
「まぁ…うん」
「それで、それで??それで?」
いかにも興味深々の様子の香理奈。
それでもあたしの次の言葉を待ちきれないようで、
「やっぱ、いい感じだと思ったよぉ♪桃にもようやく恋が来たぁ~~♪♪」
なんて言いながらニコニコしている香理奈。
次の日の学校での休み時間。
トイレでメイクを直し終えた香理奈とあたし。
「家に行ったっていってもすぐ帰ったけどね」
「え~~っ。なんで??」
「……向陽君が弟とケンカっていうか……なんか気まずい感じになっちゃったから」
その弟の葉瑠夏君とのキスが頭をよぎる。
あれはなんだったのか…。
きっと、葉瑠夏君はあたしの反応を楽しんでただけ……なんだよね。