あたしの初彼☆王子様はお姫様??
遠ざかっていく葉瑠夏君の後ろ姿を、
いつまでも、見えなくなるまで見ていたあたし。
結局、葉瑠夏君が何のバイトしてんのか分からなかったな。
最後にさっき言っていた言葉。
『向陽を頼んだ』って何なのよ。
なんで、そんな事言うのかな…。
向陽君か………。
確かにあの日から連絡を取り合ってない。
やっぱり向陽君に……メールしたほうがいいのかな……。
嫌いなわけではないのに。
でも好きにはなれない。あたしの心の中にはもう葉瑠夏君が存在し始めているから。
でも……向陽と連絡をすれば、葉瑠夏君にまた会える口実にはなる。
向陽君との距離が縮まれば、それだけ葉瑠夏君にも近づける。
でもいいのかな……。
それでいいのかな……。
そんなのズルイよね。
だってそれは向陽君を利用することになるんだよね。
あたしは、じっと取り出した携帯を見つめ、握りながら考える。
どうしよう。
どうしよう。
さっきの葉瑠夏君の笑顔が頭の中で浮かんでは消え、
次の瞬間にその葉瑠夏君の笑顔は向陽君の笑顔に変わる。
こんなの……変だ。
マジでどうしよう。
こんなことで悩むなんてあたしらしくない。
いつまでも、見えなくなるまで見ていたあたし。
結局、葉瑠夏君が何のバイトしてんのか分からなかったな。
最後にさっき言っていた言葉。
『向陽を頼んだ』って何なのよ。
なんで、そんな事言うのかな…。
向陽君か………。
確かにあの日から連絡を取り合ってない。
やっぱり向陽君に……メールしたほうがいいのかな……。
嫌いなわけではないのに。
でも好きにはなれない。あたしの心の中にはもう葉瑠夏君が存在し始めているから。
でも……向陽と連絡をすれば、葉瑠夏君にまた会える口実にはなる。
向陽君との距離が縮まれば、それだけ葉瑠夏君にも近づける。
でもいいのかな……。
それでいいのかな……。
そんなのズルイよね。
だってそれは向陽君を利用することになるんだよね。
あたしは、じっと取り出した携帯を見つめ、握りながら考える。
どうしよう。
どうしよう。
さっきの葉瑠夏君の笑顔が頭の中で浮かんでは消え、
次の瞬間にその葉瑠夏君の笑顔は向陽君の笑顔に変わる。
こんなの……変だ。
マジでどうしよう。
こんなことで悩むなんてあたしらしくない。