あたしの初彼☆王子様はお姫様??
「あ~あ…一樹ムカつく~~」
彼氏の一樹と初めてのケンカ中の香理奈。
歩きながらブツブツと文句を並べる香理奈に、
「仲直りすればいじゃん」
と、ひと言だけあたしがつぶやくと、
香理奈は首を何度も大きく横に振って、
「あたしから謝るなんて絶対イヤっ!!マジでムカつく~」
と大きな声で怒鳴るように答える香理奈。
ったく……声がデカイって………。
通り過ぎる人も不思議そうにあたし達を見る。
でも、ムカつくなんて文句言いながらも、
しきりに携帯を気にしてる香理奈がなんだかカワイイ。
なんだか思いっきり落ち着かない様子みたいだし。
きっと心の中では一樹からのメールを待ってるんだ。
そんな帰り道、駅前まで歩くと香理奈の足が止まった。
「ねぇ、桃。本屋寄ってもいい??雑誌読もう~♪あたし読みたい本があるんだ」
「ん??いいよ」
そう言って、ふと立ち寄った本屋。
彼氏の一樹と初めてのケンカ中の香理奈。
歩きながらブツブツと文句を並べる香理奈に、
「仲直りすればいじゃん」
と、ひと言だけあたしがつぶやくと、
香理奈は首を何度も大きく横に振って、
「あたしから謝るなんて絶対イヤっ!!マジでムカつく~」
と大きな声で怒鳴るように答える香理奈。
ったく……声がデカイって………。
通り過ぎる人も不思議そうにあたし達を見る。
でも、ムカつくなんて文句言いながらも、
しきりに携帯を気にしてる香理奈がなんだかカワイイ。
なんだか思いっきり落ち着かない様子みたいだし。
きっと心の中では一樹からのメールを待ってるんだ。
そんな帰り道、駅前まで歩くと香理奈の足が止まった。
「ねぇ、桃。本屋寄ってもいい??雑誌読もう~♪あたし読みたい本があるんだ」
「ん??いいよ」
そう言って、ふと立ち寄った本屋。