あたしの初彼☆王子様はお姫様??
「ずっと好きだったんだ。まぁ、ガキながらもなんていうか…初恋ってやつ!!親父の仕事の都合で引越しするって決まった時、俺、親の前で大泣きしてさぁ…桃歌ちゃんに会えなくなるから引越しなんかしたくないって大声で泣いたんだよねぇ」
「一緒の……幼稚園?あたしと向陽君が??」
手塚…向陽…君。
グルグルと頭の中でよみがえる昔の記憶。
「それでさ、引越しする日にさ、俺、桃歌ちゃんの家に行って告白したんだ。今、考えると笑っちゃうんだけどさ、あの時…そう、ガキの頃の俺は、最高に緊張しててさ…」
告白? ……されたの?
あたしが………?
「あの時の告白が俺にとっては最初で最後の本気の告白だったなぁ~なんてね」
「……ゴメンね。あたし、全然思い出せないや……」
「ははっ…まぁ、そうだろうね。俺、その日、思いっきり桃歌ちゃんにフラれてさ、泣いて帰って、これからもう引越しで出発するっていうのに、そんな泣いてる俺を見て、葉瑠夏が怒ってさぁ……」
葉瑠夏君が………?
「一緒の……幼稚園?あたしと向陽君が??」
手塚…向陽…君。
グルグルと頭の中でよみがえる昔の記憶。
「それでさ、引越しする日にさ、俺、桃歌ちゃんの家に行って告白したんだ。今、考えると笑っちゃうんだけどさ、あの時…そう、ガキの頃の俺は、最高に緊張しててさ…」
告白? ……されたの?
あたしが………?
「あの時の告白が俺にとっては最初で最後の本気の告白だったなぁ~なんてね」
「……ゴメンね。あたし、全然思い出せないや……」
「ははっ…まぁ、そうだろうね。俺、その日、思いっきり桃歌ちゃんにフラれてさ、泣いて帰って、これからもう引越しで出発するっていうのに、そんな泣いてる俺を見て、葉瑠夏が怒ってさぁ……」
葉瑠夏君が………?