あたしの初彼☆王子様はお姫様??
第6章***動揺
「もしかして、俺の話聞いて思い出してくれた??」
電話の向こうの向陽君が明るい口調に変わる。
「あ、うん。思い出した…ゴメンね…すぐに分からなくて……」
ほとんど忘れかけていたあたし。
大切な思い出なのに…。
「全然いいって。思い出してくれただけで超嬉しいって!!」
「……いつから……いつから気づいていたの??向陽君…いつからあたしのこと……」
「一樹にさ、彼女の友達を紹介するって言われた時、最初は断ろうと思ってたんだ。でも、相手が桃歌ちゃんだと知って驚いて、一樹には絶対紹介して!!って言ったんだよ。だってすごい偶然だよね??」
「うん。なのに……あたし、はじめまして……なんて言っちゃって…」
向陽君の心境を思うと申し訳ない気持ちになる。
「いいんだって。気にしないで。こうして思い出してくれたじゃん。それだけで嬉しいんだから♪」
「でも、ホント……ゴメンね」
「謝るよりもさ、ディズ二ーランドの話、聞いた??」
話題を変える向陽君。
「うん。香理奈から誘われたよ」
電話の向こうの向陽君が明るい口調に変わる。
「あ、うん。思い出した…ゴメンね…すぐに分からなくて……」
ほとんど忘れかけていたあたし。
大切な思い出なのに…。
「全然いいって。思い出してくれただけで超嬉しいって!!」
「……いつから……いつから気づいていたの??向陽君…いつからあたしのこと……」
「一樹にさ、彼女の友達を紹介するって言われた時、最初は断ろうと思ってたんだ。でも、相手が桃歌ちゃんだと知って驚いて、一樹には絶対紹介して!!って言ったんだよ。だってすごい偶然だよね??」
「うん。なのに……あたし、はじめまして……なんて言っちゃって…」
向陽君の心境を思うと申し訳ない気持ちになる。
「いいんだって。気にしないで。こうして思い出してくれたじゃん。それだけで嬉しいんだから♪」
「でも、ホント……ゴメンね」
「謝るよりもさ、ディズ二ーランドの話、聞いた??」
話題を変える向陽君。
「うん。香理奈から誘われたよ」