あたしの初彼☆王子様はお姫様??
「俺は一緒に行きたいんだ。一緒に行ってくれる?桃歌ちゃん……」
「えっ…あ、うん。行くって決めてたよ」
「よかったぁ~。俺と一緒じゃ嫌だからって、断られたら悲しいなぁって思ってたからさ」
安心したような口調で話す向陽君。
「そんな……あたし、嫌じゃないよ……」
嫌なわけではないんだもん。
それしか言えない。
だって、嫌いとは違うから。
ただ……、向陽君を、
きっと……これから先も、
好きになることは出来ないって……それだけは思うんだ。
いくら向陽君の気持ちを感じても、
多分……無理なんだ。
その事実はあたしが一番よく分かってる。
「友達として向陽君と遊びに行ったりするのは全然いいの。あたし、あんまり男友達いないし♪」
だから嘘はつけない。
「……そっか…友達としてかぁ……」
本音で話したいから。
「うん……」
こんなことしか言えないあたし。
向陽君はなんでそんなあたしなんかを…って思っちゃうよ…。
「前にメールで、気になる奴がいるって言ってたじゃん?……桃歌ちゃんにとっては、そいつが大事なんだ?」
「どうかなっ…?分かんない」
「でも否定はしないんだね…」
「あはっ…否定?そうだねっ」
はぁ……。
こういう時はなんて言えばいいの??
ホント不器用なあたし。
自分で自分が嫌いになりそう。
「えっ…あ、うん。行くって決めてたよ」
「よかったぁ~。俺と一緒じゃ嫌だからって、断られたら悲しいなぁって思ってたからさ」
安心したような口調で話す向陽君。
「そんな……あたし、嫌じゃないよ……」
嫌なわけではないんだもん。
それしか言えない。
だって、嫌いとは違うから。
ただ……、向陽君を、
きっと……これから先も、
好きになることは出来ないって……それだけは思うんだ。
いくら向陽君の気持ちを感じても、
多分……無理なんだ。
その事実はあたしが一番よく分かってる。
「友達として向陽君と遊びに行ったりするのは全然いいの。あたし、あんまり男友達いないし♪」
だから嘘はつけない。
「……そっか…友達としてかぁ……」
本音で話したいから。
「うん……」
こんなことしか言えないあたし。
向陽君はなんでそんなあたしなんかを…って思っちゃうよ…。
「前にメールで、気になる奴がいるって言ってたじゃん?……桃歌ちゃんにとっては、そいつが大事なんだ?」
「どうかなっ…?分かんない」
「でも否定はしないんだね…」
「あはっ…否定?そうだねっ」
はぁ……。
こういう時はなんて言えばいいの??
ホント不器用なあたし。
自分で自分が嫌いになりそう。