せんせいは15才
「きょうから 、かずいの家庭教師をしてくれる黒崎君だ。
市立海岸高校で、かずいと同い年。」




「黒崎です、宜しくお願いいたします」




は?




ちょっと待ってちょっと待って!!




秀才な家庭教師をつけて大船にのったつもりで・・ってのはわかるけど




タメ?



高校生?



なにそれ・・・




「おかしい。おじいちゃんそれおかしくない?
なんでタメに勉強教えられなきゃいけないのよ。


普通、最悪大学生とか、じゃないの?」



「彼は、普通の高校生レベルではない
わしが太鼓判を押した秀才じゃよ。
まあ後々わかるとおもうがね。」




(なんだかよくわかんないけど・・・
なんか後にひけなくなったっぽい・・・)




「よろしくお願いします・・・」




消え入るような声でかずいはそういった。
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