せんせいは15才
「ほんとかよ・・・」



あつしは不信感をあらわにしている。



「あのさ、え~と、メガネ君、


かずいは、俺のだいじなコなのね、


ヘマすんじゃねえぞ」




黒崎は無言でペコリと頭を下げている。



「・・・彼氏さんと、かずいさんが、


二人とも一緒に卒業できるように、


精一がんばります」




「・・よし。そのことば忘れんな」



あつしは、フフンといったかんじで、黒崎を見ている。



「<彼氏>じゃないから!!」



あたしが黒崎に言ったときは、少し顔がゆがんでたけど・・・




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