せんせいは15才





「あえて嬉しいよ。君は素晴らしい頭脳の持ち主だ。
どうだろう、初めて会ってこれは変かもしれんが、
どこかでお茶でも飲めないだろうか、君に話したいことがあるのだ」






なにを言い始めたのだこの人は---。






学校に戻れといわれるのかと思っていたら、茶に誘ってきた。





変な人だ。





しかしどちらにせよ、学校には戻りたくない気分であった。





「いいですよ」





彼はそう答えた。




< 31 / 82 >

この作品をシェア

pagetop