せんせいは15才
不意
かずいの部屋ーー
「いま消毒箱もってくるね」
「大丈夫ですよ。もういたくないので・・」
「時間、勿体無いので、始めましょう。」
黒崎は、バッグのなかから参考書などを取りだして
いつものようにテーブルにならべている。
敦司に殴られたところからは血が滲み出している。
「そんな訳にいかないよ・・私の友達が、
へんな勘違いして負わせちゃった傷だもん。私にも責任あるし」
椅子の上に乗って棚を探る。
「このへんに薬箱入れたんだけど・・・」
「かずいさん、そんな足場じゃ危な・・・」
「あっ」
その瞬間、バランスがぐらりとくずれ
かずいは
宙に浮いた。
「いま消毒箱もってくるね」
「大丈夫ですよ。もういたくないので・・」
「時間、勿体無いので、始めましょう。」
黒崎は、バッグのなかから参考書などを取りだして
いつものようにテーブルにならべている。
敦司に殴られたところからは血が滲み出している。
「そんな訳にいかないよ・・私の友達が、
へんな勘違いして負わせちゃった傷だもん。私にも責任あるし」
椅子の上に乗って棚を探る。
「このへんに薬箱入れたんだけど・・・」
「かずいさん、そんな足場じゃ危な・・・」
「あっ」
その瞬間、バランスがぐらりとくずれ
かずいは
宙に浮いた。